7 か月の男児。頭部を前屈する動作を心配した両親に連れられて来院した。在胎 40 週、体重 3,020 g で仮死なく出生した。追視・固視を 1 か月、あやし笑いを 2 か月、定頸を 3 か月で認めた。 2 週間前から両上肢を伸展挙上し、頭部を前屈する動作が出現した。約 10 秒間隔で 10 回以上反復し、次第に毎日みられるようになった。同時期からあやし笑いが乏しくなり、寝返りと坐位保持ができなくなった。

可能性が高いのはどれか。

a. West 症候群

b. 欠神てんかん

c. Lennox-Gastaut 症候群

d. 先天性筋強直性ジストロフィー

e. 福山型先天性筋ジストロフィー

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)