問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)
a. 頸部単純 CT
b. 甲状腺超音波検査
c. 甲状腺細胞診検査
d. サイログロブリン測定
e. 抗 TSH 受容体抗体測定
この患者の診断に有用な検査は「b. 甲状腺超音波検査」と「e. 抗 TSH 受容体抗体測定」である。
患者の症状と検査結果から、甲状腺機能亢進症が強く疑われる。甲状腺超音波検査は甲状腺の構造や腫大の程度を評価するのに有用であり、抗TSH受容体抗体測定はバセドウ病などの自己免疫性甲状腺疾患の診断に有用である。