右 Babinski 徴候が陽性になるのはどれか。
a. 右大脳半球病変
b. 左橋病変
c. 右小脳病変
d. 左頸髄病変
e. 馬尾障害
右 Babinski 徴候が陽性になる可能性があるのは、「b. 左橋病変」である。
橋(脳幹)にある病変が錐体路に影響を与える場合、同側の運動機能障害が生じることがある。橋において、錐体路はまだ交差していないため、左橋の病変が右側の錐体路に影響を与え、右側にBabinski徴候が現れることがある。
ただし、脳幹の複雑な解剖学的な関係により、症状の現れ方は個々のケースで異なることもある。
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