A君(6歳、男児)は、父母と姉との4人で暮らしている。3歳児健康診査で運動機能の発達の遅延を指摘され、5歳のときにDuchenne<デュシェンヌ>型筋ジストロフィーの確定診断を受けた。現在は、床からの立ち上がり動作に介助が必要であ る。見守りが必要ではあるが、室内の歩行は自立している。在宅支援サービスは利用していない。A君の外来受診時に母親から「最近、Aの世話をしていると、8歳の姉が私にしがみついて離れないので困ります」と看護師に相談があった。

このときの看護師の対応で最も優先されるのはどれか。

1. 姉の小学校の養護教諭に家庭訪問を依頼する。

2. 姉にA君の歩行の見守りをさせるよう勧める。

3. 短期入所を利用して父母と姉とで旅行するよう勧める。

4. 居宅介護を利用して母が姉と関わる時間を確保することを提案する。

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