急性期患者の生体反応で正しいのはどれか。
1. 異化が亢進する。
2. 症状の変化は緩やかである。
3. サイトカイン分泌が低下する。
4. 副腎皮質ホルモンの分泌が低下する。
1. **異化が亢進する**:正解。
急性期反応では、体が感染などに対抗するためにエネルギーをより多く消費するため、異化作用が亢進する。病原体と戦うために必要なエネルギーを作り出す。
2. **症状の変化は緩やかである**:誤り。
症状の変化が急激に現れることが多い。急性期とは、疾患が急速に進行し、症状が顕著になる期間を指す。
3. **サイトカイン分泌が低下する**:誤り。
サイトカインの分泌が増加する。
4. **副腎皮質ホルモンの分泌が低下する**:誤り。
急性ストレス反応では、副腎皮質ホルモン(特にコルチゾール)の分泌が増加する。