正常な分娩経過はどれか。
1. 骨盤入口部に児頭が進入する際、児の頤部が胸壁に近づく。
2. 骨盤出口部に達した時点で、児頭の矢状縫合は母体の骨盤の横径に一致する。
3. 児頭娩出後、胎児は肩の長軸が骨盤出口部の横径に一致するよう回旋する。
4. 児頭が発露したころに胎盤が剝離する。
正常な分娩では、児頭が骨盤入口部に進入する際、児の頭部が屈曲し、頤部(あご)が胸壁に近づく(頸屈)ことが特徴です。これにより、児頭の径が小さくなり、骨盤を通過しやすくなります。
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