1. この調査は、症例対照研究である。
2. 1961年の時点で、四日市市内では頻繫に酸性雨が認められていた。
3. 対照地区でも気管支ぜん息の受診があったことから、二酸化硫黄が原因物質である可能性は低いと考えられる。
4. 1961年以降、汚染地区で、気管支ぜん息の受診割合が対照地区に比べ多いことから、二酸化硫黄曝露と健康被害との間には関連があると考えられる。
5. 二酸化硫黄濃度が高くなると、気管支ぜん息の発作回数が増加する傾向が認められる。
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