15歳の男子。右肘関節痛を主訴に来院した。8歳から野球のリトルリーグに所属し投球練習を毎日行ってきた。6 か月前から投球時に右肘が痛むようになってきた。症状が改善しないため受診した。

身長168cm、体重65kg。右肘関節外側に軽度の腫脹と圧痛とを認める。右肘関節の関節可動域は、屈曲110°、伸展-20°である。右肘関節エックス線写真正面像と右肘関節CTとを別に示す。

優先すべき対応はどれか。

a. 投球制限

b. 可動域訓練

c. 抗菌薬投与

d. ヒアルロン酸関節内注射

e. 副腎皮質ステロイド投与

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)