日齢3の新生児。哺乳不良と傾眠傾向とのため産科診療所から救急車で NICUに搬入された。在胎 40 週、3,200 g、Apgar スコア9点(1分)で出生した。生後6時間から皮膚と眼球結膜との黄染を認めていた。体温 37.0 ℃。心拍数 120/分、整。呼吸数 40/分。SpO2 98 %(room air)。

血液所見:赤血球 380 万、Hb 13.0 g/dL、白血球 12,000、血小板 23 万。血液生化学所見:総ビリルビン 30.0 mg/dL、直接ビリルビン 1.8 mg/dL、AST 15 U/L、ALT 18 U/L、LD 650 U/L(基準 335〜666)。

この患児にみられる可能性が高い所見はどれか。

a. 注視麻痺

b. 後弓反張

c. 大泉門膨隆

d. アテトーゼ

e. 筋トーヌス低下

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)