45歳の男性。呼吸困難のため救急車で搬入された。自殺目的で台所にある洗浄剤(水酸化ナトリウム)を大量に内服したが、すぐに嘔吐した。その後、自宅近くの診療所を受診したが呼吸困難と喘鳴が出現したため搬送された。

意識は清明。身長156 cm、体重 53 kg。体温 37.8 ℃。心拍数 84/分、整。血圧 124/70 mmHg。呼吸数 30/分。SpO2 96 %(鼻カニューラ 3 L/分 酸素投与下)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。口腔内は発赤し口唇は腫脹している。咽頭から喉頭は浮腫状である。前胸部で stridor を聴取する。心音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。腸雑音はやや亢進している。

まず行うべきなのはどれか。

a. 胃洗浄

b. 牛乳の飲用

c. 気道の確保

d. 中心静脈路の確保

e. 副腎皮質ステロイド吸入

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システム設計・解説記入:米澤 昌紘(X : @leknyan
(医師/日本橋内科クリニック院長)