12 歳の女児。右大腿部から膝の痛みを主訴に来院した。1か月前に友人とぶつかって転倒した後から、痛みが出現した。様子をみていたが痛みが軽快しないため受診した。身長 148 cm、体重 50 kg。体温 36.3 ℃。右股関節前方に圧痛を認める。 歩行は疼痛のため困難である。右股関節可動域は屈曲と内旋とに制限がある。血液生化学所見に異常を認めない。股関節のエックス線写真を示す。

初期対応として適切なのはどれか。

a. 関節穿刺

b. 減量指導

c. 右下肢の免荷

d. 抗菌薬の投与

e. 股関節の可動域訓練

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)