55歳の女性。腹部膨満感を主訴に来院した。2か月前に腹部膨満感が出現し徐々に増悪してきた。身長 154 cm、体重 63 kg。体温 36.7 ℃。脈拍 92/分、整。 血圧 136/86 mmHg。下腹部に径 10 cm の腫瘤を触知する。圧痛を認めない。卵巣癌を疑い手術を施行した。肉眼的に腹腔内播種はなく腹水も認めなかった。術中迅速病理検査で右卵巣原発の類内膜腺癌と診断された。
摘出する必要がないのはどれか。
a. 大網
b. 小網
c. 子宮
d. 卵巣
e. 卵管
卵巣癌の症例である。両側付属器摘出術+子宮全摘術+大網切除術。
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