脂質の代謝について正しいのはどれか。
原発巣切除後に再発した転移性肝腫瘍について、最も良好な予後が期待できるのはどれか。
医療法に規定されていないのはどれか。
患者に用いた注射針の処理として正しいのはどれか。
保健医療に関する国際的な提言と内容の組合せで誤っているのはどれか。
地域におけるヘルスプロモーションの例として最も適切なのはどれか。
正常頭位分娩について正しいのはどれか。
自記式の心理学的検査はどれか。
2015 年の日本人の食事摂取基準に定められている成人の1日ナトリウムの目標量(食塩相当量)はどれか。
初乳と比較して成乳に多く含まれるのはどれか。
ランダム化比較試験(RCT)の必須要件はどれか。
頭部MRI①〜⑤を示す。黒質が映っている断面はどれか。
加齢に伴い観察されるのはどれか。
国民医療費について正しいのはどれか。
自我障害と考えられる症状はどれか。
平成 27 年(2015年)の人口動態統計における死亡の場所別にみた割合を示す。(イ)はどれか。
地域包括ケアシステムについて誤っているのはどれか。
発達過程において、可能になる年齢が最も遅いのはどれか。
平成8年と平成26年の患者調査を比較して、患者数が最も増加したのはどれか。
WHOが公表した2015年の低所得国と高所得国における主な死亡原因の割合を示す。(ア)はどれか。
T細胞系、B細胞系がともに障害される原発性免疫不全症はどれか。
喉頭の機能として誤っているのはどれか。
人口10万人の市で、65歳以上の住民を対象に、運動習慣の実態を調査することになった。市全体の実態を最も正確に反映する65歳以上の対象者の選び方はどれか。
医師の義務と規定する法律との組合せで正しいのはどれか。
保健所の業務として誤っているのはどれか。
頭位正常分娩の分娩第1期の内診で触れないのはどれか。
都道府県による地域医療構想において検討すべき内容に含まれないのはどれか。
赤黄緑の3点誘導式心電図モニターの赤色の電極を装着する部位はどれか。
ユニバーサルデザインの例として適切なのはどれか。
手段的日常生活動作(IADL)に含まれるのはどれか。
不正性器出血をきたす可能性が低いのはどれか。
健やか親子21(第1次)で設定した目標項目のうち、平成25年の最終評価で目標設定当時より悪化していると評価されたのはどれか。
国際生活機能分類(ICF)について誤っているのはどれか。
在宅医療におけるチーム医療として正しいのはどれか。
患者調査について正しいのはどれか。
鉄欠乏性貧血と慢性疾患に伴う貧血との鑑別に有用なのはどれか。2つ選べ。
正しいのはどれか。2つ選べ。
児童虐待について正しいのはどれか。2つ選べ。
温式自己免疫性溶血性貧血で正しいのはどれか。2つ選べ。
完全房室ブロックを合併しやすいのはどれか。2つ選べ。
母子保健法に基づいて行われるのはどれか。2つ選べ。
関節リウマチの治療標的となるサイトカインはどれか。2つ選べ。
ろ紙血による新生児マススクリーニングについて正しいのはどれか。2つ選べ。
ポリファーマシーの要因になるのはどれか。3つ選べ。
62歳の男性。下肢脱力のため救急車で搬入された。ほとんど食事を摂らずに連日大量の飲酒を続けており、昨日も軽い朝食以後食事をせず泥酔状態でフローリングの床の上で寝入ってしまった。本日午前5時に目覚めたが足に力が入らず歩行が困難であったため、電話まで這っていき午前6時に救急車を要請した。冷房装置のない蒸し暑い部屋に独居している。
45歳の男性。精神科閉鎖病棟を含む複数の診療科のある病院内で、廊下に座り込んでいるところを保護された。病院事務員が話を聞くと、その病院の精神科に通院している患者であること、統合失調症と診断されていること、単身で生活しており、すぐ連絡のとれる家族はいないことが分かった。
70歳の男性。肺癌治療後の定期診察のため来院した。6か月前に肺門リンパ節転移を伴う限局型小細胞肺癌と診断され、抗癌化学療法と胸部放射線療法の同時併用を行った。抗癌化学療法は3か月で、放射線療法は3週間で終了している。現在、喀痰と労作時呼吸困難はあるが肺癌治療開始前と比べて変化はない。63歳時に僧帽弁の人工弁置換術を受けている。
42歳の男性。特定保健指導のため来院した。身長 170 cm、BMI 25.5、腹囲 94 cm。血圧 124/72 mmHg。血糖 98 mg/dL、トリグリセリド 160 mg/dL。喫煙は 20 本/日を 22 年間。飲酒はほとんどしない。特記すべき自覚症状はない。定期的な受診や服薬はしていない。毎日のデスクワークで運動不足を感じている。対応として正しいのはどれか。
55歳の女性。腹部膨満感を主訴に来院した。2か月前に腹部膨満感が出現し徐々に増悪してきた。身長 154 cm、体重 63 kg。体温 36.7 ℃。脈拍 92/分、整。 血圧 136/86 mmHg。下腹部に径10cm の腫瘤を触知する。圧痛を認めない。卵巣癌を疑い手術を施行した。肉眼的に腹腔内播種はなく腹水も認めなかった。術中迅速病理検査で右卵巣原発の類内膜腺癌と診断された。
66歳の女性。後頸部痛の増強と左上肢のしびれとを主訴に来院した。進行肺腺癌に対して外来で抗癌化学療法を施行している。以前から頸胸椎転移による後頸部痛があり、抗癌化学療法と併行してアセトアミノフェンとオキシコドンによる疼痛治療を受けていた。良好な疼痛緩和が得られていたが、2週間前に後頸部痛の増強 と新たに左上肢のしびれが出現し、睡眠も妨げられるようになったため受診した。
日齢0の新生児。母親は 42 歳、1回経妊1回経産婦。妊娠 19 週の胎児超音波検査で脳室拡大、小脳低形成、心奇形が認められた。妊娠 37 週に骨盤位のため帝王切開で出生した。出生後から自発呼吸が微弱であり、人工呼吸管理を施行した。
75歳の女性。3か月前から持続する血便と食欲不振の精査のため大腸内視鏡検査を行ったところ上行結腸癌と診断された。手術を受けることに対しての不安が強い。身長 150 cm、体重 46 kg。3か月間に5kgの体重減少があった。体温 36.2 ℃。脈拍 72/分。血圧 120/60 mmHg。呼吸数 12/分。眼瞼結膜は軽度貧血様である。
12歳の女児。低血糖性昏睡で救急搬送された。11歳時に1型糖尿病を発症し、インスリン強化療法を受けている。体育の授業中に意識を失ったという。来院時の血糖値は22mg/dLで、20%ブドウ糖液を静注したところ、2分後に意識は回復した。精査・加療目的で入院した。
54歳の男性。吐血を主訴に来院した。3日前から黒色便であったがそのままにしていたところ、今朝コップ1杯程度の吐血があったため救急外来を受診した。
28歳の初産婦。妊娠39週0日に陣痛発来のため入院した。これまでの妊娠経過に異常はなかった。入院時の内診で子宮口は3cm開大、展退度は50%、児頭下降度はSP-2cm、硬さは中等硬、位置は後方である。この患者のBishopスコアはどれか。
28歳の女性。発熱、手指の関節痛および皮疹を主訴に来院した。2か月前から両手指の関節痛を自覚し、2週間前から頰部に円板状の皮疹が出現するようになったため受診した。体温 38.3 ℃。脈拍 84/分、整。血圧 120/80 mmHg。呼吸数 18/分。両手関節の腫脹と圧痛とを認める。
出生直後の新生児。在胎 38 週 3 日で常位胎盤早期剝離と診断され、緊急帝王切開で出生した。Apgar スコアは 0点(1分)であり、直ちに蘇生を開始した。Apgarスコアの項目で最初に 1 点以上になるのはどれか。
25歳の男性。研修医1年目。2か月前にこの病院に就職した。担当患者の採血をしていたところ針刺し事故を起こした。研修医が担当していた患者はC型慢性肝炎を合併しており、現時点でウイルスは排除されていない。研修医の就職時の検査ではHCV抗体は陰性であった。針刺し後、すぐに流水中で傷口から血液を絞り出した。その直後、院内の感染対策部署の医師に連絡をした。
28歳の初妊婦。妊娠 10 週で悪心と嘔吐とを主訴に来院した。妊娠 7 週ごろから悪心と嘔吐とが出現し次第に悪化してきた。1 週間前からは経口摂取が困難になり、2 日前から自力歩行が困難となったため夫に支えられて来院した。既往歴に特記すべきことはない。
38歳の男性。生来健康であったが、2週間前から黄疸と右季肋部痛が出現したため来院した。喫煙歴はなく、飲酒は機会飲酒。20歳から印刷工場で印刷作業に従事している。腹部超音波検査を施行したところ、肝門部に腫瘤が認められた。診断のために聴取すべきなのはどれか。
52歳の男性。全身浮腫と夜間の呼吸困難とを主訴に来院した。42歳時に糖尿病と診断され、インスリンの自己注射を行っている。2年前から蛋白尿と血清クレアチニンの高値を指摘されている。2か月前から次第に下腿浮腫が増悪し、3日前から臥位になると息苦しくなったため受診した。身長 170 cm、体重 85 kg。脈拍 88/分、整。血圧 190/100 mmHg。呼吸数 24/分。全身に浮腫を認める。
77歳の男性。入浴後に左眼が真っ赤になったため受診した。眼痛はないが、眼が重い感じがするという。眼脂や流涙は認めない。視力は右 0.5(1.2×-0.75 D)左 0.6(1.2×-0.5 D)で、眼圧は右 14 mmHg、左 13 mmHg。左眼の前眼部写真を示す。適切な対応はどれか。
72歳の女性。家屋の火災によって熱傷を負い救急車で搬入された。呼吸困難を訴えたため、酸素投与下に搬送された。意識は清明。体温 36.8 ℃。心拍数 120/分、整。血圧 150/84 mmHg。呼吸数 26/分。SpO2 96 %(マスク6L/分 酸素投与下) 。熱傷部位は顔面および両前腕に限られ、前頸部やその他の部位は受傷していない。顔の表面と口腔内には煤が付着しており、鼻毛は焦げている。
90歳の女性。発熱を主訴に来院した。6年前に脳出血を発症し日常生活動作(ADL)が低下したため、現在は介護老人保健施設に入所している。3日前から 38 ℃台の発熱があり、胸部エックス線写真で肺炎と診断された。この患者の喀痰から検出される可能性が最も高い菌はどれか。
30歳の女性。この2年間で6kgの体重減少があり、心配した母親に付き添われて来院した。薬物服用はなく、食事は少ないながらも摂取しているという。身長 156 cm、体重 38 kg。体温 37.0 ℃。脈拍 72/分、整。血圧 90/52 mmHg。表情に乏しく、問診時も無関心な様子で言葉数が少ない。口腔粘膜と四肢・体幹部の皮膚に色素沈着を認める。
5歳の女児。発熱と両耳痛とを主訴に来院した。3日前に鼻汁と咳が出現したが、そのままにしていた。昨日から発熱と両耳痛が出現し、母親の呼びかけに対する反応が悪くなった。機嫌も悪く、食欲も低下している。
65歳の男性。人間ドックで顕微鏡的血尿を指摘され来院した。既往歴に特記すべきことはない。喫煙は20本/日を40年間。飲酒は日本酒を1合/日程度。尿所見:蛋白(-)、潜血1+、沈渣に赤血球 10〜20/1視野。次に行うべき検査はどれか。2つ選べ。
24歳の女性。無月経を主訴に来院した。最終月経から2か月以上次の月経が来ないため、妊娠したと考え受診した。月経周期は 28〜56 日、不整。子宮は前傾前屈、超鵞卵大、軟。尿妊娠反応陽性。双胎妊娠と診断した。経腟超音波像を示す。女性への説明として正しいのはどれか。2つ選べ。
中年の女性。意識障害のため救急車で搬入された。現病歴:ホテルの部屋で倒れているのを従業員が発見し、呼びかけに反応が乏しいため救急車を要請した。救急隊到着時にはけいれんしていたが、搬送開始直後に治まった。
76歳の男性。腹痛と下痢とを主訴に来院した。現病歴:50 歳台から軟便傾向であり、ときに水様下痢となっていた。本日、早朝に下痢、腹痛が出現した。自宅近くの診療所を受診し、細胞外液の輸液を受けたが改善しないため、紹介されて受診した。血便や嘔吐はない。
49歳の女性。意識障害のため救急車で搬入された。現病歴:2か月前から夕方の買い物中にボーッとなって近くの医療機関を受診し点滴を受けて帰宅することが3回あった。Holter 心電図で異常はなく、脳波検査と頭部 CT とを受けたが結果はまだ聞いていないという。本日夜、自宅で倒れているのを見つけた夫が救急要請し、総合病院の救急外来に搬入された。
59歳の男性。激しい前胸部痛と息苦しさのために救急車で搬入された。現病歴:3日前から5分程度のジョギングで前胸部の絞扼感と息苦しさとを自覚していたが、10分程度の休息で症状は消失していた。本日午前6時30分に胸痛と息苦しさが出現し、1時間以上持続するため救急車を要請した。
73歳の女性。右殿部から膝の痛みを主訴に来院した。現病歴:60歳ごろから立ち上がる動作や長時間の立位や歩行をした際に右殿部から膝の痛みを自覚していた。2年前には右膝に右手を置いて歩行するようになったために自宅近くの整形外科診療所を受診し、エックス線写真で右股関節の変形を指摘されたが通院はしていなかった。
ある地域の15歳から49歳までの女性人口と出生数を表のように仮定する。総再生産率を求めよ。