26歳の男性。灼熱感を伴う皮疹を主訴に来院した。3日前にテニスをした後から咽頭痛と鼻汁が出現したため、市販の感冒薬を内服して就寝した。翌朝、口周囲、陰茎および足背に類円形の紅斑を生じ、次第に灼熱感を伴うようになったため受診した。再発性口唇ヘルペス、花粉症の既往がある。1年前の発熱時に足背の同一部位に紅斑を生じたが、皮疹は約1週間で軽快した。口周囲と右足背の写真を別に示す。
皮疹の原因として最も可能性が高いのはどれか。
a. 咽頭炎
b. 紫外線
c. スギ花粉
d. 市販の感冒薬
e. 単純ヘルペスウイルス
市販薬による固定薬疹。
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