78歳の男性。特別養護老人ホームの入所前検査で梅毒血清反応に異常がみられたため受診した。梅毒を罹患し治療を受けたことがある。RPR 1倍未満 (基準 1倍未満)、TPHA 640 倍 (基準 80 倍未満)。明らかな皮疹を認めない。
対応として適切なのはどれか。
a. 「治療の必要はありません」
b. 「抗核抗体検査を行います」
c. 「ペニシリン内服で加療を行います」
d. 「7日以内に保健所への届出が必要です」
e. 「3か月後に血清抗体価の再検査を行います」
78歳の男性。特別養護老人ホームの入所前検査で梅毒血清反応に異常がみられたため受診した。梅毒を罹患し治療を受けたことがある。RPR 1倍未満 (基準 1倍未満)、TPHA 640 倍 (基準 80 倍未満)。明らかな皮疹を認めない。
対応として適切なのはどれか。
a. 「治療の必要はありません」
b. 「抗核抗体検査を行います」
c. 「ペニシリン内服で加療を行います」
d. 「7日以内に保健所への届出が必要です」
e. 「3か月後に血清抗体価の再検査を行います」
梅毒既感染の症例。
RPRが現在の病勢を表し、TPHAが既感染を表す。
高齢者の過去の性病を掘り起こすべからず。
過去問チャートは、医療系国家試験の過去問をテーマ別に整理・解説した無料の学習サービスです。
※公式問題・正答は厚生労働省公開資料をもとに整理しています。
システム設計・解説記入:米澤 昌紘(X : @leknyan)
(医師/日本橋内科クリニック院長)