日齢1の新生児。在胎40週0日、出生体重 2,594 g で、正常分娩で出生した。Apgar スコアは 8点 (1分)、9点(5分)。出生12時間後から嘔吐が出現し、出生から24時間経っても胎便の排泄がなく、胆汁性嘔吐を認めたため NICU に搬入された。

体重 2,400 g。体温 37.6 ℃。心拍数 40/分、整。血圧 70/40 mmHg。呼吸数 52/分。 SpO2 99 % (room air)。

このときの腹部所見及び胸腹部エックス線写真(臥位)を別に示す。血液所見: Hb 19.4 g/dL、白血球 11,600、血小板 35 万。血液生化学検査:尿素窒素 17 mg/dL、クレアチニン 1.3 mg/dL、総ビリルビン 9.4 mg/dL。経鼻胃管を挿入するとともに、輸液を開始した。

次に行うべきなのはどれか。

a. 光線療法

b. 酸素投与

c. 抗菌薬投与

d. 注腸造影検査

e. 心エコー検査

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)