34歳の初産婦(1妊0産)。妊娠39週4日の午前6時に陣痛発来のため入院した。これまでの妊娠経過は順調であった。午後4時に子宮口は全開大した。午後6時50分に破水し、内診で児頭下降度は SP +4cm、0時方向に小泉門を触知した。この時点での胎児心拍数陣痛図を別に示す。
対応として最も適切なのはどれか。
a. 吸引分娩
b. 帝王切開
c. 抗菌薬投与
d. 陣痛促進薬投与
e. 子宮収縮抑制薬投与
画像上、遅発一過性徐脈を認める。
遅発一過性徐脈は子宮胎盤循環不全を反映する所見であり、早急な娩出が必要。
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