28 歳の初産婦(1妊0産) 。妊娠 40 週0日午前0時に破水感があり、規則的な子宮収縮が出現したため、午前1時に来院した。妊婦健康診査で特に異常は指摘されていなかった。来院時、児は第1頭位で胎児心拍数は正常、腟鏡診にて羊水流出を認め、内診で子宮口は3cm開大していた。午前5時、子宮収縮は5分間隔、内診で子宮口は6cm 開大、児頭下降度は SP±0cm、大泉門は母体の右側、小泉門は母体の左側に触知し、矢状縫合は骨盤横径に一致していた。午前時、子宮収縮は3分間隔、内診で子宮口は9cm 開大、児頭下降度は SP+2cm であった。内診で得られた児頭の所見①〜⑤ を別に示す。

正常な回旋をしているのはどれか。

a. ①

b. ②

c. ③

d. ④

e. ⑤

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)