問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)
ランダム化比較試験<RCT>について正しいのはどれか。
a. 二重盲検は必須である。
b. プラセボは現在では使用が禁止されている。
c. ランダム割付は症例数を少なくするために行われる。
d. 症例数の設定のためには治療効果の推定が必要である。
e. Intention to treat<ITT>による解析は実際に行った治療に基づいて行われる。
a 二重盲検は必須ではない。した方が精度は高まると思いますが・・
b プラセボはよく使われる。
c ランダム割付は、ランダムに割り付けるために行う。文字通り。
d 正しい。治療効果が出やすい場合は、症例数が少なくても有意差は出やすい。
e ITTはすべての患者を解析する手法です。