検査前確率について正しいのはどれか。
介入を伴う臨床研究について正しいのはどれか。
担当した患者の症例報告を論文発表することにした。適切なのはどれか。
介入研究はどれか。
医薬品の有効性・安全性評価のうち、製造販売前の最終段階で実施するのはどれか。
メタ分析〈メタアナリシス〉について正しいのはどれか。
医師の職業倫理に反するのはどれか。
交絡因子について正しいのはどれか。
ある研究結果の表を示す。この研究方法はどれか。
外来を受診する全身性エリテマトーデス患者を対象に、診療内容と生活の質〈QOL〉の関係を明らかにするための研究を行いたい。患者が外来を受診する際、5分程度で回答できる無記名アンケートの実施を考えている。採血など侵襲のある行為は伴わない。誤っているのはどれか。
ランダム化比較試験〈RCT〉について正しいのはどれか。
第Ⅲ相臨床試験に該当するのはどれか。
新しい薬剤Aの有効性を検証するためにランダム化比較試験<RCT>を行った。事前に行った症例数計算から得られた数の症例に対し、薬剤A又は標準治療薬をランダムに割り付けた。投薬は二重盲検で行い、死亡をエンドポイントにした研究期間終了後、生存曲線を Kaplan-Meier 法で作成し、intention to treat<ITT>による生存解析を行った。手法と目的の組合せで正しいのはどれか。
ある疾患に罹患している検査前確率が0.1%と推測される患者に、感度90%、特異度80%の検査を行う。検査後確率を計算するための2×2表を示す。検査が陽性だった場合の検査後確率で正しいのはどれか。
ある疾患のリスクについて遺伝要因と飲酒習慣の交互作用が認められるとき、観察される現象として最も適切なのはどれか。
ランダム化比較試験(RCT)の必須要件はどれか。
治療Aと治療Bとの比較を目的としたランダム化比較試験(無作為比較対照試験)を行った。割付と実際の治療人数の表を示す。 intention to treat(ITT)で2つの治療を比較するときに、治療Aと治療Bの人数の組合せで正しいのはどれか。
医師が学術会議で発表する際、職業倫理に反する行動はどれか。
ある疾患に対する感度84%、特異度96%の検査の陽性尤度比はどれか。
40~59 歳の男性 30,000 人を対象に、肺癌死亡について 10 年間観察した。結果を表に示す。この表から判断できるのはどれか。
人を対象とした介入を伴う医学研究を実施するにあたり、倫理審査前に行わなければならないのはどれか。
38歳の男性。全身の筋肉痛と倦怠感とを主訴に来院した。生来健康だったが、半年ほど前に脂質異常症であることが判明し、自宅近くの診療所で内服治療を行っていた。3か月前から治験に参加し、治験担当医でもあるかかりつけ医から治験薬を投与されていた。3日前から全身に軽度の筋肉痛があり倦怠感が出てきたため、夕食後に総合病院の救急外来を受診した。
感度80%、特異度60%の検査の陽性尤度比はどれか。
ランダム化比較試験について正しいのはどれか。
臨床研究におけるバイアスと交絡について誤っているのはどれか。
疾病Yの有病率について、生まれ年が異なる4つのコホートを1965年度から2015年度まで10年おきに最大6回追跡調査した結果を別に示す。疾患Yの有病率について正しいのはどれか。
ランダム化比較試験(無作為比較対照試験)においてランダム割付を実施する目的はどれか。
検査前確率(事前確率)が変わると変化するのはどれか。
糖尿病腎症による腎機能予後を観察研究で調査することにした。 アウトカムとして臨床的に最も重要なのはどれか。
ある疾患のリスクについて遺伝要因と喫煙習慣の交互作用が認められるとき、観察される現象として正しいのはどれか。
治療薬の効果に関するランダム化比較試験の試験参加について被験者の同意を取得したとみなされるのはどれか。
治験審査委員会・倫理審査委員会(IRB)が行うのはどれか。
人口10万人の市で、65歳以上の住民を対象に、運動習慣の実態を調査することになった。市全体の実態を最も正確に反映する65歳以上の対象者の選び方はどれか。
50歳の男性。肺腺癌のため通院中である。1年前に咳嗽が出現し、6か月前に精査を行い、切除不能のⅢ期肺腺癌と診断された。放射線治療と抗癌化学療法による標準治療を行った。新たな転移は認めないが、腫瘍の大きさが増大している。治験参加施設として治験への参加を提案することになった。患者への説明として適切でないのはどれか。
メタ分析について正しいのはどれか。2つ選べ。
59歳の男性。1時間持続する前胸部痛のために救急車で搬入された。現病歴: 1か月前から階段昇降時に前胸部絞扼感を自覚していたが、安静にすると5分間ほどで消失した。本日早朝に前胸部絞扼感で覚醒した。しばらく我慢していたが次第に増強し、自力で歩けなくなったため救急搬送された。
72歳の男性。膵癌手術後に通院中である。現病歴:6か月前に膵癌の手術を受けた。術後6か月検査の結果、他臓器に転移が見つかり、余命3か月との告知を受けた。既往歴:60 歳から高血圧症、62 歳から脂質異常症で内服治療中。生活歴:喫煙は 20 歳から 20 本/日。飲酒は機会飲酒。息子夫婦と同居している。
39 歳の女性。動悸と息切れを主訴に来院した。現病歴:半年前から月経量が増え、 3 か月前から階段昇降時に動悸と息切れを自覚するようになったため受診した。
ある地域における住民の肺癌罹患数は1年間に 800 名であり、この地域の住民の喫煙率は 20 % である。喫煙による肺癌罹患の相対危険度は倍である。この地域の住民において能動喫煙により増加したと考えられる肺癌の罹患数はどれか。
喫煙の肺癌に対する影響について調べるために、男性地域住民 3,000 人から構成されるコホート集団を 10 年間にわたり観察し、表のような結果が得られた。この集団における喫煙の肺癌に対する人口寄与危険度割合を求めよ。
調査開始時に肺癌に罹患していなかった10万人をその時点の喫煙状況で2つのグループに分けた。調査開始後5年間の肺癌罹患の有無を調べた結果を以下に示す。喫煙による肺癌罹患のリスク比を求めよ。
ある疾患Aの予防因子を調査した症例対照研究のデータを表に示す。予防因子の曝露レベルは3段階に分類されている。表中の数値は人数を示す。疾患Aに対する、「曝露なし」を基準とした時の「高曝露あり」のオッズ比を計算せよ。
保健所に「本日の昼食会に参加した複数の者が腹痛、嘔吐、下痢を訴えている」と通報があった。保健所が参加者全員に行った喫食調査の結果を示す。原因と考えられるのはどれか。
19世紀のロンドンで、激しい下痢を伴う、後にコレラと判明する疾患が大流行した。疫学者の John Snow は水道水との関連を疑い、詳しい調査を行った。調査の結果の概要を以下に示す。なお、表中の A、B は異なる水系を持つ供給元である。