人生の最終段階における医療およびケアの意思決定について適切なのはどれか。
局所麻酔下で患者に外科的処置を行う際の正しい方法はどれか。
地域保健について正しいのはどれか。
他の医療機関で異常を認めないと説明された後も、不安が続いている患者が来院した。対応する医師の医療面接における言葉として適切でないのはどれか。
意識障害のある患者の眼の診察で、最も緊急性が高い所見はどれか。
喫煙に関して正しいのはどれか。
成人の頸部・前胸部、上腕部・前腕部を別に示す。成人における末梢挿入中心静脈カテーテルの適切な刺入部位はどれか。
輸血後 GVHD で正しいのはどれか。
月経周期におけるホルモン変動と関連がないのはどれか。
直径 10 cm の子宮筋層内筋腫が原因となって生じ得るのはどれか。
触診による腹膜刺激徴候の確認で誤っているのはどれか。
抗菌薬の使用で正しいのはどれか。
うつ病でみられるのはどれか。
医師が学術会議で発表する際、職業倫理に反する行動はどれか。
多職種でのチーム医療を妨げる要因はどれか。
HbA1c について正しいのはどれか。
ランダム化比較試験について正しいのはどれか。
ノーベル生理学・医学賞を受賞した日本人研究者とその研究者が貢献した研究内容の組合せで誤っているのはどれか。
触診上、皮膚表面が平滑なのはどれか。
等張液でないのはどれか。
健常成人の血中濃度で食事により値が低下するのはどれか。
糖尿病腎症による腎機能予後を観察研究で調査することにした。 アウトカムとして臨床的に最も重要なのはどれか。
脳梗塞で入院した患者に対し、言語聴覚士が評価を行うのはどれか。
70 歳台の女性が初めての失神を主訴に救急外来を受診した。 血糖測定とともにまず行うべき検査はどれか。
麻疹ウイルスと同様の感染経路別予防策を要するのはどれか。
42 歳の女性。発熱および悪寒戦慄が出現し、ぐったりしていたため家人に連れられて来院した。昨日の夕方に悪寒戦慄を伴う発熱が出現したため受診した。咽頭痛、咳、痰および鼻汁はない。悪心、嘔吐、腹痛および下痢はなく、頻尿や排尿時痛もない。周囲に同様の症状の人はいない。小児期からアトピー性皮膚炎があり数日前から皮膚の状態が悪化し全身に瘙痒感があり搔破しているという。
日齢0の新生児。在胎 39 週5日、経腟分娩で出生した。 泣が弱く、保温および口腔内の羊水の吸引と皮膚への刺激を行った。出生後 30 秒の時点で自発呼吸を認めず、心拍数 110/分であった。まず行うべき対応はどれか。
38 歳の初妊婦(1妊0産)。妊娠 34 週に激しい腹痛と性器出血のため救急車で搬入された。これまでの妊娠経過は順調であったが、妊娠 33 週の妊婦健康診査で両下腿の浮腫と尿蛋白、軽度の血圧上昇を指摘されていた。喫煙は、妊娠前は 20本/日であったが、妊娠後は5本/日に減らしている。
28歳の男性。ふらつきを主訴に家族に伴われて来院した。高校在学中に不登校となり、そのまま自宅2階の自室に引きこもるようになった。高校は退学となり、仕事には就かず1日中カーテンを閉め切ってオンラインゲームに熱中していた。食事は母親が自室の前に提供していたが偏食が激しい。3か月前から夜にコンビニエンスストアに出かける際に暗いところで歩行が左右にふらついていることに家族が気付いていた。
72 歳の女性。左膝関節痛を主訴に来院した。2年前に歩行時の左膝関節痛を自覚し徐々に悪化している。最近歩行が困難になったため受診した。左膝関節の外傷歴はない。身長 155 cm、体重 64 kg。体温 36.3 ℃。脈拍 64/分、整。左膝関節に膝蓋跳動と内反変形とを認めるが発赤と熱感はない。
48 歳の男性。意識障害と右片麻痺のため救急車で搬入された。自発開眼はなく、呼びかけでも開眼しないが、痛み刺激で開眼する。痛み刺激でうなり声をあげるが、意味のある発語はみられない。痛み刺激で右上下肢は全く動きがみられないが、左上下肢は払いのける動作を示す。Glasgow Coma Scale による評価の合計点として正しいのはどれか。
43 歳の男性。健康診断のため来院した。喫煙歴は 20 本/日を 13 年間。朝、目覚めて5〜30 分以内に最初の喫煙をする。最近、喫煙本数を減らしたところ、毎日イライラが高じているという。身長 170 cm、体重 80 kg。血圧 150/90 mmHg。禁煙の短時間支援として誤っているのはどれか。
23 歳の女性。発熱と頭痛を主訴に来院した。昨日から 38 ℃の発熱、頭痛および頻回の嘔吐があり受診した。鼻汁、咽頭痛、咳嗽および排尿時痛はいずれも認めない。
72歳の女性。高血圧症で通院中の内科外来にて、夫への対応に困っていると相談があった。夫は2年前に職場を退職した後から飲酒をするようになり、最近はほとんど外出もせず、朝から家で飲酒することが増えた。飲酒をすると大声を出して暴れることがある。
A 42-year-old woman came to your clinic, anxious about a mass in her left breast.On physical examination, the mass was hard and fixed neither to skin nor to muscle.
71 歳の男性。血痰を主訴に来院した。2か月前から微熱があり、2週前から断続的に血痰の排出が続いている。かかりつけ医で糖尿病の内服加療中であるが、コントロールは良くないと言われているという。呼吸音は両側胸部に coarse cracklesを聴取する。胸部エックス線写真及び胸部造影 CTを別に示す。次に行うべき検査はどれか。
48 歳の女性。排便後の出血を主訴に来院した。日頃から硬便であり、時々、排便後に肛門を拭いた紙に鮮血が付着していた。昨日、付着する血液量が多かったため受診した。直腸・肛門指診の手順で誤っているのはどれか。
28 歳の男性。一過性の意識消失のため救急車で搬入された。会社で椅子に座っていたところ、突然目の前が真っ暗になり意識を失った。目撃者によるとけいれんはなく、1分ほどで意識が元に戻ったという。心配した会社の同僚が救急車を要請した。家族歴は父親が 54 歳で突然死している。
71 歳の男性。6か月前からの排尿困難と夜間頻尿を主訴に来院した。既往歴および家族歴に特記すべきことはない。身長 162 cm、体重 60 kg。体温 36.4 ℃。脈拍 72/分、整。血圧 154/82 mmHg。呼吸数 14/分。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。直腸指診で横径 40 mm 程度の前立腺を触知するが硬結を認めない。
65 歳の男性。吐血のため救急車で搬入された。10 年前からアルコール性肝障害を指摘されていたが通院していなかった。本日、夕食後に吐血をしたため、家族が救急車を要請した。意識レベルは JCSⅡ-10。身長 168 cm、体重 74 kg。体温 36.8℃。心拍数 112/分、整。血圧 88/68 mmHg。呼吸数 22/分。
72歳の男性。下腹部痛を主訴に来院した。現病歴:10 年前から高血圧症で通院中であり、降圧薬による内服療法を受けている。1か月前から動悸を伴う心房細動が出現し、抗不整脈薬と抗凝固薬の処方も受けていた。昨日昼から尿が出ず、下腹部が張ってきていたが様子をみていた。今朝、下腹部の痛みで目覚め、症状が増悪するため受診した。
49歳の男性。動悸と息苦しさを主訴に来院した。現病歴 : 今朝、朝食時に強い動悸を自覚し、息苦しさを伴っていた。自分で脈を触れたところ脈のリズムは不整で、脈拍数は 112〜124/分であったという。動悸や息苦しさは2時間程度持続したが症状は徐々に改善し、来院時には消失していた。
20 歳の男性。医学部在籍中の2年次学生である。週間の病院実習に初めての参加を予定しており、10 か月前(年次)に受けた抗体検査の結果を持って病院実習担当の医師に相談に来た。
48 歳の男性。倦怠感と口渇を主訴に来院した。現病歴 : 2年前から糖尿病を指摘されていたが医療機関を受診していなかった。3か月前から倦怠感、体重減少および口渇が出現した。ここ数日で口渇が顕著になったため来院した。
79 歳の女性。貧血の精査のため夫に付き添われて来院した。現病歴 : 2週前の健康診断の結果、1年前には正常であった血液検査に異常がみられ、精査を勧められた。自覚症状はない。 既往歴 : 65 歳時から高血圧症で降圧薬を服用している。76 歳時から変形性膝関節症のため歩行困難で車椅子で移動をしている。