6歳6か月の女児。約1年前から乳房腫大に気づかれていたが、次第に目立ってきたため母親に連れられて来院した。

身長127cm、体重26kg。体温36.3℃。外表に異常を認めず、甲状腺腫を触知しない。心音と呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦で、肝・脾を触知しない。乳房の成熟度は両側ともTanner分類でIII度である。血中エストラジオール値とLH-RH試験の結果は乳房腫大に矛盾しない。成長曲線を別に示す。

診断に有用な検査はどれか。2つ選べ。

a. 頭部MRI

b. 染色体検査

c. 心エコー検査

d. マンモグラフイ

e. 手根骨エックス線撮影

解答を見る
問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)