48 歳の男性。右眼の視力障害を主訴に来院した。保護眼鏡を装用せずに作業していたところ、右眼に鉄片異物が入り、その後右眼が見えなくなった。視力は右眼手動弁(矯正不能)、左眼 1.2(矯正不能)。
診断に有用な検査はどれか。
a. 蛍光眼底造影
b. 眼窩部単純 CT
c. 網膜電図〈ERG〉
d. 眼部超音波検査
e. 眼窩部単純 MRI
CT検査は金属などの硬質異物の検出に非常に有効であり、異物の正確な位置や大きさ、さらに周囲組織への影響を評価できる。
金属異物の場合、MRIでは異物が移動する可能性がある。
MRIは禁忌。
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