繰り返す片側性の一過性視力障害を主訴に来院した患者に対し、診断に有用な診察または検査はどれか。
58歳の男性。1か月前からの右眼の視力低下を主訴に来院した。視力は右 0.1 (0.3 × -1.0 D)、左 0.7 (1.2 × -1.0 D)。眼圧は右 12 mmHg、左 11 mmHg。前眼部、中間透光体に異常を認めない。カラー眼底写真、蛍光眼底写真、黄斑部の光干渉断層計〈OCT〉像を別に示す。この患者に対してまず行うべき治療はどれか。
76 歳の男性。左眼の視力低下を主訴に来院した。視力は右0.8(1.2× +1.0D)、左0.1(0.3×+0.5D)。眼圧は右15mmHg、左18mmHg。眼底写真と光干渉断層計の結果とを別に示す。治療法はどれか。
16歳の男子。相撲をしていて右眼を打撲し受診した。入院の上、治療を行い、右眼の視力が0.4(矯正不能)から0.3( 1.2× -2.0D)となった。治療前後の眼底写真(広角撮影像)を別に示す。行われた治療はどれか。
75歳の男性。3か月前から徐々に左眼の視力低下をきたし、中心暗点も自覚するようになったため来院した。視力は右 0.1(1.0×-1.5D)、左 0.1(0.2×-2.0D)。左眼の眼底写真と光干渉断層計(OCT)像とを示す。この疾患のリスクファクターはどれか。
72歳の女性。右眼の歪視と視力低下を主訴に来院した。約1か月前から右眼が見えにくく、線がゆがんで見える。左眼にも同様の症状があるが、右眼に比べると軽度である。視力は右0.1(0.2× -0.75 D)、左0.7(0.9× -0.50 D)。最も考えられる疾患はどれか。
73歳の男性。左眼の視力低下と物が歪んで見えることとを主訴に来院した。症状は6か月前から始まり最近になって増悪したため受診した。矯正視力は右眼1.2、左眼0.3。左眼の眼底写真と光干渉断層像とを別に示す。右眼眼底に異常を認めない。 診断に有用な検査はどれか。
54歳の男性。頭痛と視力低下とを主訴に来院した。2年前の冬にRaynaud現象 が出現し、1年前に指先に潰瘍が出現したため皮膚科を受診し、全身性強皮症の診断を受けた。仕事が忙しくて半年間病院を受診していなかったが、頭痛と急な視力低下が出現したため来院した。脈拍 92/分、整。血圧 218/120 mmHg。四肢に皮膚硬化を認める。尿所見:蛋白1+、潜血+。血液所見:赤血球 250 万、Hb 7.5…
39歳の男性。右眼の視力低下を主訴に来院した。3か月前から右眼の見にくさを自覚していた。2週前、更に視力低下をきたしたため心配になって受診した。28歳のとき、高血糖を指摘されたが、現在まで医療機関を受診していなかった。視力は右0.1(0.3×-3D)、左0.2(1.2×-2D)。血圧130/90mmHg。血液所見:赤血球460万、Hb. 12.9g/dL、Ht…
58 歳の男性。1週前から両眼の視力低下を自覚し来院した。これまでに医療機関を受診したことはなかったという。喫煙歴は 20 本/日を 26 年間。血圧 170/90mmHg。血液生化学所見:尿素窒素 23 mg/dL、クレアチニン 1.2 mg/dL、空腹時血 糖 160 mg/dL、HbA1c 8.2 % (基準 4.6〜6.2) 、トリグリセリド 190 mg/dL、HDL コレステロール…
78歳の男性。左眼の眼痛と視力低下とを主訴に来院した。3日前に日帰りで左眼の白内障手術を自宅近くの眼科診療所で受けた。2日前の手術翌日の受診時、視力は左0.8(1.2×-1.0D)と術後経過は良好で、手術後に処方された点眼を続けるように言われたが、その日の夜から左眼の霧視を自覚するようになった。昨日から左眼痛も出現したため、手術を受けた診療所から紹介されて受診した。左眼の前眼部写真を別に示す。適切…
48歳の女性。右眼で見ると電柱が曲がって見えることと視力低下を自覚したため来院した。視力右 0.05 (0.6× -2.0 D)、左 0.1 (1.2× -2.75 D)。右眼底写真を別に示す。診断に有用な検査はどれか。
36 歳の男性。右眼の充血と視力低下とを主訴に来院した。3年前から時々難治性の口内炎が出現していた。1年前からしばしば右眼の霧視が出現するようになったが2週間程度で回復するため気にしていなかった。3日前から霧視に加えて視力低下が出現したため受診した。視力は右 0.1(0.2× -2.5 D)、左 0.1(1.0×…