問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)
体液量に占める細胞外液量の割合が最も高いのはどれか。
a. 新生児
b. 乳 児
c. 幼 児
d. 学 童
e. 成 人
体液量に占める細胞外液量の割合が最も高いのは「a. 新生児」である。
体液の分布は年齢とともに変化する。一般的な傾向として、年齢が若いほど体液量に占める細胞外液の割合が高く、成長とともにその割合は減少する。
- 新生児(a. 新生児):体液量の中で細胞外液の割合が最も高い。新生児の体液の約40-45%が細胞外液である。
- 乳児(b. 乳児):新生児よりも細胞外液の割合は低下するが、まだ高い水準にある。
- 幼児(c. 幼児):乳児よりもさらに細胞外液の割合は低下する。
- 学童(d. 学童):幼児よりも細胞外液の割合は低下する。
- 成人(e. 成人):体液量に占める細胞外液の割合は成人で最も低くなる。成人の体液の約20%が細胞外液である。
したがって、体液量に占める細胞外液量の割合が最も高いのは「a. 新生児」である。