問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)
a. 症例対照研究
b. 後向きコホート研究
c. ケースシリーズ研究
d. ランダム化比較試験
e. メタ分析〈メタアナリシス〉
実施した調査の研究デザインは「b. 後向きコホート研究」です。
この調査では、過去にさかのぼってX工程に配置されていた職員(Aグループ)と配置されたことがない職員(Bグループ)の2つの集団を特定し、これらの集団が肝血管肉腫に罹患したかどうかを調べています。過去のデータに基づいて、特定の曝露(X工程に配置されたこと)と疾患の発生率を比較しているため、後向きコホート研究のデザインに該当します。