40歳の女性。嚥下困難と嘔吐とを主訴に来院した。35歳を過ぎたころから前胸部に食物のつかえを感じるようになった。1年前から食物がつかえたときにお茶で流し込むことが月に2回程度あった。最近、食後に嘔吐するようになったため受診した。吐物はほとんど飲み込んだ食物であり体重減少はない。
上部消化管造影像を別に示す。
考えられるのはどれか。
a. 食道癌
b. 食道憩室
c. 逆流性食道炎
d. 食道アカラシア
e. 食道裂孔ヘルニア
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システム設計・解説記入:米澤 昌紘(X : @leknyan)
(医師/日本橋内科クリニック院長)