34歳の初産婦。妊娠39週5日に破水感を主訴に来院した。これまでの妊娠経過に異常はなかった。午前7時に破水感を自覚したため午前8時に受診した。内診所見で、子宮口は3cm 開大、卵膜を触知せず、児頭下降度は SP-1 cm である。腟内に貯留した羊水に混濁を認めない。入院後、午前9時に陣痛が発来した。経過のパルトグラムと午後4時時点の胎児心拍数陣痛図とを別に示す。午後4時時点での適切な対応はどれか。
36 歳の経産婦(2妊1産)。妊娠 38 週 2 日、破水感を主訴に来院した。これまでの妊娠経過に異常を認めなかった。午前 5 時、就寝中に羊水流出感を自覚し、持続するため午前 7 時に受診した。
33歳の初産婦(1妊0産) 。妊娠39週5日、規則的な子宮収縮を主訴に来院した。これまでの妊娠経過に異常は認めなかった。午前3時、10分間隔の子宮収縮を自覚し、次第に増強したため午前8時に来院した。内診所見は、分泌物は粘液性で一部血性、子宮口は2cm開大、展退度は80%、硬度は軟、児頭下降度はSP -2cmであった。