問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)
33歳の初産婦(1妊0産) 。妊娠39週5日、規則的な子宮収縮を主訴に来院した。これまでの妊娠経過に異常は認めなかった。午前3時、10分間隔の子宮収縮を自覚し、次第に増強したため午前8時に来院した。
内診所見は、分泌物は粘液性で一部血性、子宮口は2cm開大、展退度は80%、硬度は軟、児頭下降度はSP -2cmであった。入院し経過観察をしていたが、12時の時点で破水を認めた。17時の時点で分娩には至っていない。パルトグラムを別に示す。
診断はどれか。3つ選べ。
a. 適時破水
b. 微弱陣痛
c. 分娩停止
d. 後方後頭位
e. 低在横定位