日齢0の新生児。出生 30 分後から多呼吸を認めた。在胎 29 週、出生体重 1,100 g。体温 37.4 ℃。心拍数 160/分、整。呼吸数 80/分。全身のチアノーゼ、陥没呼吸および呼気時の呻吟を認める。外表奇形はなく、心雑音は聴取しない。胸部エックス線写真ですりガラス陰影を認める。診断確定のため、マイクロバブルテストを行うこととした。必要な検体はどれか。
生後 1 時間の男児。在胎 30 週、体重 1,200 g、Apgar スコア 6 点( 1 分)、 8 点( 5 分)で出生した。母親は 28 歳の初産婦。胎児心拍数陣痛図で遅発一過性徐脈を認めたため、緊急帝王切開が行われた。出生後、第 1 呼吸を認めたが、蘇生台で処置中に浅い呼吸を認めるようになり、NICU 内の哺育器に収容した。