高齢者が自室内において心停止状態で発見された。外因死を最も強く示唆するのはどれか。
死亡確認された成人遺体で、背部から下腿後面にかけての死斑と顎関節および四肢関節の硬直がみられた。角膜の混濁はみられず、直腸温 32 ℃であった(外気温 20 ℃)。 推定される死後経過時間はどれか。
法医解剖開始時に撮影した背部の写真を別に示す。紫赤色を呈する部分について正しいのはどれか。2つ選べ。
78歳の女性。一人暮らし。高血圧症と骨粗鬆症で月に1回診療所に独歩で通院していた。降圧薬を内服し、血圧は140/90mmHg前後で推移していた。2日前の定期受診では特に変わりはなかった。本日、患者宅を訪問した娘から電話で「母が自宅の寝室で倒れていて意識がない。すぐに来て欲しい」と往診の依頼があった。
63歳の男性。上行結腸癌の経過観察と腹部造影CT検査のため来院した。現病歴:1年前に上行結腸癌に対して右半結腸切除術を受けている。術後の経過観察のため来院し、外来診察、採血検査および腹部造影CT検査を受けた。