胆囊結石に対する腹腔鏡下胆囊摘出術の適応禁忌となる併存疾患はどれか。
82歳の男性。頻回の嘔吐を主訴に救急車で搬入された。10年以上前から胆囊結石症と診断されていたが無症状のため経過観察となっていた。昨日の昼食時に食物残渣が混じった嘔吐が2回あり、夕食は摂取しなかった。深夜になっても嘔吐を3回繰り返したため救急車を要請した。
76歳の男性。発熱と右季肋部痛とを主訴に来院した。昨日から右季肋部痛が出現し、今朝まで持続している。体温 38.1 ℃。血圧 124/86 mmHg。眼球結膜に黄染を認める。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。右季肋部に圧痛を認める。