28 歳の男性。腹痛を主訴に来院した。現病歴:昨日から臍部を中心とした腹痛が出現し、その後、悪心、食欲不振を伴うようになった。今朝になって痛みが右下腹部に移動し、悪化したため受診した。既往歴 : 5 歳時に右鼠径ヘルニアで手術。
24歳の医療職。採血中に患者に使用した注射針を誤って指に刺した。患者と医療職の検査結果を示す。患者:HBs抗原(+)、HBs抗体(−)、HCV抗体(−)医療職:HBs抗原(−)、HBs抗体(−)、HCV抗体(−)医療職への対応として適切なのはどれか。
25歳の男性。研修医1年目。2か月前にこの病院に就職した。担当患者の採血をしていたところ針刺し事故を起こした。研修医が担当していた患者はC型慢性肝炎を合併しており、現時点でウイルスは排除されていない。研修医の就職時の検査ではHCV抗体は陰性であった。針刺し後、すぐに流水中で傷口から血液を絞り出した。その直後、院内の感染対策部署の医師に連絡をした。