A さん(58 歳、男性、会社員)は、妻(55 歳)と2人暮らし。5年前から高血圧症、脂質異常症を指摘され、降圧薬を内服していた。自宅で左半身に脱力感が出現し、救急車で搬送された。救急外来で CT 及び MRI 検査を行った結果、右中大脳動脈領域に脳梗塞の所見が認められた。

入院時は、グラスゴー・コーマ・スケール <GCS>E3V4M5、体温 36.8 ℃、呼吸数 16/分、脈拍 66/分 (不整)、血圧 160/85 mmHg、HbA1c 5.8 %、心電図では、RR 間隔は不定で心拍数 100/分であった。入院後、血栓溶解療法を受け、2日後からリハビリテーションが開始された。1週後には回復期リハビリテーション病棟へ転棟した。


A さんの脳梗塞の原因で考えられるのはどれか。2つ選べ。

1. 糖尿病

2. 胃潰瘍

3. 高血圧症

4. 心房細動

5. 心房粗動

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入院から3週が経過し、リハビリテーションによって日常生活動作<ADL>は改善しているが、夜間は眠れず、食欲も低下している。A さんは「なかなか良くならない。何もできなくなってしまった」と話している。

現在の A さんへの声かけで、最も適切なのはどれか。

1. 「時間が経てば良くなりますよ」

2. 「リハビリをがんばりましょう」

3. 「同じ病気の患者さんをご紹介しますね」

4. 「なかなか良くならないと感じているのですね」

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転棟から6週が経過し、退院に向けて多職種チームでカンファレンスを開催することになった。A さんは、外来でのリハビリテーションを継続しながら元の職場への復帰を希望している。

A さんの退院前のカンファレンスで適切なのはどれか。

1. チームリーダーの職種は医師である。

2. カンファレンスに A さんの妻の参加は不要である。

3. A さんのリハビリテーションの目標は医師が決定する。

4. A さんのリハビリテーションの内容はチームで評価する。

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