A さん(75 歳、女性)は、脂質異常症と高血圧症で通院中で、定期受診のため、外来待合室で順番を待っていた。A さんは、待合室の雑誌を取ろうと立ち上がり、歩こうとしたところ、右足が思うように動かず引きずって歩いた。外来看護師が声をかけると、A さんは「らいじょうぶ」と返答したが、ろれつが回らなかった。
この時の A さんの症状はどれか。
1. 痙縮
2. 失語
3. 構音障害
4. パーキンソニズム
検査の結果、A さんは左脳の運動野に脳梗塞を発症していることが分かった。A さんは3週間の入院治療を経て転院し、2か月間のリハビリテーションを行うこと になった。
転院先の医療機関に提供する情報で最も優先するのはどれか。
1. 診療情報提供書
2. 要介護認定の申請書
3. 医療相談員の相談記録
4. 使用中の車椅子の機種
5. 身体障害者手帳の申請書
A さんは、2か月間のリハビリテーションの結果、健側をつかってベッド上で端坐位ができるようになり、補装具をつければ軽介助で歩行できる状態まで回復した。退院後はベッド柵をつけた介護用ベッドを設置し、自宅で生活をする予定である。A さんが自宅で使用する介護用ベッドの柵の配置を図に示す。
ベッド柵の配置で適切なのはどれか。