経口薬と食品の関係について、正しいのはどれか。
1. テトラサイクリン系抗菌薬は牛乳の摂取によって吸収が高まる。
2. 非ステロイド性抗炎症薬は炭酸飲料の摂取によって吸収が早まる。
3. 抗ヒスタミン薬はアルコールの摂取によって副作用<有害事象>が出現しやすくなる。
4. キサンチン系気管支拡張薬は納豆の摂取によって副作用<有害事象>が出現しやすくなる。
アルコールは中枢神経系を抑制する作用があり、抗ヒスタミン薬もまた同様の作用を持つものが多いため、両者を同時に摂取すると、眠気やふらつきなどの中枢神経系に関連する副作用が増強される可能性があります。