73歳の男性。左眼の視力低下と物が歪んで見えることとを主訴に来院した。症状は6か月前から始まり最近になって増悪したため受診した。矯正視力は右眼1.2、左眼0.3。左眼の眼底写真と光干渉断層像とを別に示す。右眼眼底に異常を認めない。
診断に有用な検査はどれか。
a. 色覚検査
b. 暗順応検査
c. 眼球超音波検査
d. 蛍光眼底造影検査
e. 網膜電図(ERG)検査
加齢黄斑変性の症例。
蛍光色素を含んだ造影剤を使って眼底を観察する検査で、確定診断の為に行われる。
前のページへ
次のページへ