問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)
49歳の女性。頭重感と眼痛とを主訴に来院した。仕事で長時間パソコンを使用すると、症状が増悪する。
視力は右 1.0(1.2× -0.5 D) 、左 0.8(1.2× 1.0 D)。眼圧は右 15 mmHg、左 16 mmHg。瞳孔は正円同大で、対光反応は正常。Schirmer 試験は右5mm、左4mm(基準 10〜15) 。フルオレセイン染色後の細隙灯顕微鏡写真を別に示す。
治療として適切な点眼薬はどれか。
右眼
左眼
a. 抗菌薬
b. 縮瞳薬
c. β 遮断薬
d. 人工涙液
e. 副腎皮質ステロイド
ドライアイ(乾性角結膜炎)の症例。フルオレセイン染色で点状表層角膜炎の所見あり。
為になるツイート見つけたので引用。
【2016医師国試眼科まとめ⑪】
フルオレセイン染色(ブルーライトが当たって全体的に青い写真)で出題される眼疾患はこれだけだ!
単純ヘルペス角膜炎(樹枝状)とドライアイ/Sjögren症候群(点状・糸状)は超重要。
これも力作。 pic.twitter.com/pxNv8RdaKa
— 加藤浩晃 @眼科・遠隔医療 (@HiroakiKato) 2016年1月23日