検者が右利きの場合、腰椎穿刺を行うのに最も適切な被検者の体位はどれか。
医療、介護および福祉の分野で連携する職種の専門性や主たる役割について最も適切なのはどれか。
高血圧性心疾患の患者が、肺水腫を急激に発症し、急性心不全と診断された。洞性頻脈で血圧は 170/100 mmHg である。浮腫などの体液貯留を認めない。呼吸管理とともにまず行う治療はどれか。
正常妊娠で妊娠初期に比べ後期に低下するのはどれか。
脳卒中後、早期にリハビリテーションを開始することで予防できるのはどれか。
舌根と喉頭の協調運動によって喉頭蓋が傾いて誤嚥を防止する。この協調運動において喉頭が移動する方向はどれか。
分娩時の異常と発症時期との組合せで誤っているのはどれか。
母親の情報について母子健康手帳から得られる可能性が最も高いのはどれか。
ポリソムノグラフィに含まれないのはどれか。
正期産で出生した生後5日の新生児の所見として精査が必要なのはどれか。
内視鏡による止血が困難であった十二指腸潰瘍出血に対するインターベンショナルラジオロジーで使用するのはどれか。
精神障害の一次予防はどれか。
1990年から2014年までの日本、韓国、アメリカ、イタリア及びスウェーデンにおける 65 歳以上の人口比率の推移を示す。日本はどれか。
我が国の主要死因別にみた死亡率(人口10 万対)の推移を示す。Aはどれか。
外用剤の経皮吸収について正しいのはどれか。
脊椎の加齢性変化について正しいのはどれか。
腹腔鏡手術の適応となるのはどれか。
正常な成人男性の胸部MRIを別に示す。図に示す部位と名称の組合せで誤っているのはどれか。
妊娠 20 週の胎児について正しいのはどれか。
腹部症状を生じないのはどれか。
厚生労働省の簡易生命表(平成27年)で 80 歳の日本人女性の平均余命に最も近いのはどれか。
多毛をきたすのはどれか。
Friedman曲線に用いられる分娩進行の評価項目はどれか。
肝臓の構造について正しいのはどれか。
血液中の副甲状腺ホルモンとカルシウムが同方向に変化(両方とも増加、または、両方とも減少)するのはどれか。
甲状軟骨の左側に刺創を認める患者の身体所見において、それだけでは緊急手術の適応とならないのはどれか。
介護保険について正しいのはどれか。
二次予防について正しいのはどれか。
正期産児より早産児にみられる所見はどれか。
保健所の業務はどれか。
2015 年における我が国の人口構造について正しいのはどれか。
正期産児で新生児マススクリーニングを行うのに最も適切な時期はどれか。
癌とリスクファクターの組合せで正しいのはどれか。
眼振とめまい疾患の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
尿中 Na の排泄低下を伴う低ナトリウム血症をきたすのはどれか。2つ選べ。
高齢者の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。
乳汁分泌を抑制するのはどれか。2つ選べ。
ヒトのサーカディアンリズムについて正しいのはどれか。2つ選べ。
食物アレルギー症状を引き起こすことが明らかになった食品のうち、加工食品に表示が義務付けられている特定原材料はどれか。3つ選べ。
53歳の男性。視床出血後の左片麻痺のため回復期リハビリテーション病棟に入院中である。発症して2か月が経過している。左上肢は前頭部まで挙上できるが、随意運動時に振戦を認める。握力は1kgである。徒手筋力テストで左股関節屈曲・伸展と左膝関節屈曲・伸展の筋力はともに4、左足関節屈曲・伸展の筋力は2。左足クローヌスを認める。左半身の感覚は脱失している。
46 歳の女性。多尿を主訴に来院した。半年くらい前からトイレが近いことを徐々に自覚するようになった。最近になり就寝後にも2回程度トイレに行くようになったため受診した。排尿後は夜間であっても大量の水を飲んでしまうという。他に腹痛などの自覚症状はない。2年前から肝疾患で内服治療中である。
77歳の女性。持続性の上腹部痛を主訴に来院した。3か月前から食欲不振を認め、精査の結果、胃癌とその肝転移であると診断された。抗癌化学療法などの積極的な治療を希望せず、経過観察することとなった。3週間前から上腹部痛が出現し、次第に増強した。外来で非ステロイド性抗炎症薬が投与され一時的に疼痛は軽減したが、2日前から再び増悪したため受診した。
49 歳の女性。頭重感と眼痛とを主訴に来院した。仕事で長時間パソコンを使用すると、症状が増悪する。
20年前、機械工場から化学物質が大気中に流出した。直後から地域で気管支喘息様の症状を訴える者がみられたが、一時的な流出で数か月後には症状を訴える者はいなくなった。当時の調査では、個人の曝露量と急性の気管支喘息様症状の有病率とに相関が認められた。最近になって、この物質に曝露すると5年後から肝臓悪性腫瘍による死亡率が増加することが海外で報告された。
4か月の乳児。健康診査のため母親に連れられて来院した。母親と健診医との会話を以下に示す。健診医 「お子さんはミルクをよく飲みますか」母親「母乳ですが、足りないようなので粉ミルクを足しています」健診医 「あやしたときに笑いますか」母親「はい、よく笑います」健診医 「お母さんの声の方を振り向きますか」母親 「はい、振り向きます」
70歳の男性。下腿の皮疹を主訴に来院した。約3週間前に両下腿に皮疹が出現し、一過性に両膝関節痛と腹部の疝痛があった。数日前から皮疹が増悪したため受診した。身長 168 cm、体重57 kg。体温36.8 ℃。脈拍84/分、整。血圧150/82 mmHg。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。両下腿に皮疹を認める。両側の足背に軽度の浮腫を認める。
45歳の男性。会社員。課長に昇進後、半年が経過した頃から寝つきが悪くなり、仕事でケアレスミスをするようになった。その後、めまい、倦怠感および食欲不振が出現し、会社の産業医に勧められ受診した。妻と子供の3人暮らし。抑うつ状態で軽度の希死念慮を認め、うつ病と診断されたため入院となった。抗うつ薬などによる治療を4週間行ったところ、症状は消失し退院可能となった。
47歳の男性。頸椎脱臼骨折で入院中である。6週間前に高所で作業中に転落し、第5頸椎脱臼骨折に対して観血的後方固定術が行われた。今回、離床を目指したリハビリテーションを開始することとした。徒手筋力テストでは両側とも上腕二頭筋4、橈側手根伸筋3、上腕三頭筋0、深指屈筋0である。体幹筋と下肢筋の随意運動は不可能。両上肢尺側、体幹および両下肢の感覚は脱失している。適切な対応はどれか。2つ選べ。
55 歳の男性。両側の手掌と足底に半年前から認める皮疹を主訴に来院した。鱗屑の苛性カリ直接鏡検法で真菌を認めない。初診時の右足底の写真を別に示す。診断に有用なのはどれか。2つ選べ。
78歳の男性。倦怠感と口渇を訴え、通院中の病院を受診した。現病歴:68 歳時に人間ドックで高血糖を指摘されて治療を開始した。3か月ごとに定期受診しており毎朝1錠の内服薬で、これまで HbA1c は6%台であった。1か月前から倦怠感とのどの渇きが出現した。
58歳の男性。筋力低下と嚥下困難とを主訴に来院した。現病歴:1か月前から階段を昇るときに手すりが必要になった。週間前から固形物を飲み込むのが難しくなり、昨日、洋式トイレで妻の助けがないと立ち上がることができなかったため受診した。
72歳の女性。発熱、咽頭痛および咳嗽を主訴に来院した。現病歴:2日前から37℃台の発熱、咽頭痛および咳嗽が出現した。風邪をひいたと考え市販の感冒薬を服用したが、内服後6時間程度で再び発熱したため受診した。咳をすると両側のこめかみと腰に軽度の痛みを感じる。腹痛と下痢はない。
63 歳の男性。吐血のため救急車で搬入された。現病歴:2年前から食後に心窩部痛を感じていたが、多忙であったために医療機関を受診していなかった。最近になって、常に心窩部不快感があり食欲低下と全身倦怠感とを感じるようになった。2日前に便が黒いことに気付いたが、今朝、排便後に真っ赤な血を大量に吐いたため救急車を要請した。
体重65kgの心不全患者にドパミンを5μg/kg/分で静脈内投与する。ドパミン100mg/100mLの注射薬を用いて投与する場合、微量輸液ポンプに設定する注入速度を求めよ。