9歳の男児。毎年学校で行われる体力測定において、有酸素運動能力の指標である往復持久走(20 m シャトルラン)の折り返し数が7歳時をピークに低下していることが学校医に報告された。6歳:20 回【19.2】、7歳:26 回【28.6】、8歳:24 回【38.5】、9歳:19 回【48.0】(【】内は全国平均回数 )。身長の伸びはよく、体重の減少もない。本人に確認したところ毎年全力で走っているとのことである。

学校医として適切な対応はどれか。

a. 運動指導を行う。

b. 栄養指導を行う。

c. 体育実技を見学させる。

d. 医療機関への受診を促す。

e. 10 歳時の体力測定の結果を待って対応を判断する。

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)