65歳の男性。3日前からの眼痛を主訴に来院した。20歳ころに右眼を強く打撲したが、その後問題なく生活していた。半年前から右眼の視力低下を自覚し、1か月前からほとんど見えなくなったが、仕事の都合で医療機関を受診できなかった。
全身所見に異常を認めない。視力は右眼前手動弁、左 1.0。眼圧は右 53 mmHg、左 15 mmHg。右眼の眼底は透見不能である。右眼の前眼部写真を別に示す。
行うべき治療はどれか。
a. 抗菌薬投与
b. 強膜内陥術
c. 水晶体摘出術
d. 眼球マッサージ
e. 全層角膜移植術
外傷性白内障による緑内障の症例。
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