67歳の男性。2か月前からの嚥下障害を主訴に来院した。2か月で6kgの体重減少があった。上部消化管内視鏡検査と病理検査により胸部上部食道の扁平上皮癌と診断され、放射線療法と薬物による抗癌治療の同時併用が施行された。治療終了後から肺炎を繰り返すようになった。治療前後の胸部CTを別に示す。
この患者の肺炎の原因となる病態はどれか。
a. 縦隔リンパ節再発
b. 食道癌局所再発
c. 気管食道瘻
d. 食道狭窄
e. 縦隔炎
前のページへ
次のページへ