21歳の男性。左頬部の痛みを主訴に来院した。1週間前から咽頭痛、鼻汁があり3日で改善した。昨日から左頬部の痛みと圧迫感、浮腫が出現し、増悪してきたため来院した。既往歴に特記すべきことはない。

体温36.5℃。脈拍80/分、整。血圧106/76mmHg。呼吸数14/分。鼻鏡検査で左中鼻道に膿性鼻汁を認める。顔面の写真を別に示す。

この時点でみられる可能性が最も低いのはどれか。

a. 歯痛

b. 鼻閉

c. 上顎痛

d. 嗅覚低下

e. 視力低下

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)