ウイルス発見以後、アフリカ各地で流行が繰り返されてきた。感染者の体液に触れるとウイルスが傷口や粘膜から体内に入り感染する。発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛と咽頭痛などに続いて嘔吐や下痢が出現する。病状回復後も精液内にウイルスが残存することがある。過去の流行における平均の致死率は約 50 % である。
このウイルスはどれか。
a. エボラウイルス
b. ジカウィルス
c. 新型コロナウィルス
d. デングウイルス
e. ポリオウイルス
a. エボラウイルス
b. ジカウィルス
c. 新型コロナウィルス
d. デングウイルス
e. ポリオウイルス
このウイルスは **a. エボラウイルス** である。
エボラウイルスはアフリカ各地で流行が繰り返されてきたウイルスであり、感染者の体液に直接触れることによって感染が広がる。症状としては、初期に発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛、咽頭痛などが現れ、その後、嘔吐や下痢が続く。回復後も精液中にウイルスが長期間残存することがあり、性感染の可能性が指摘されている。過去の流行における致死率は約50%と非常に高いのが特徴である。