院内の医療安全を推進する上で誤っているのはどれか。
インシデントレポートについて正しいのはどれか。
医療事故調査制度について正しいのはどれか。
医療安全について正しいのはどれか。
医療事故の発生要因であるヒューマンエラーの防止策として適切でないのはどれか。
52歳の女性。脳梗塞による意識障害でICUに入院中である。担当医が静脈路から薬剤を注入しようとしたが、その前に誤った薬剤が準備されていることに気付いた。すぐに正しい薬剤に取りかえて予定された処置を行った。 事後の対応として適切なのはどれか。
82歳の男性。腎盂腎炎の治療のため入院中である。セフェム系抗菌薬を1日3回(毎食後)内服していたが、尿所見の改善がみられたため、昨夜、担当医は看護師に対して、「明朝からの抗菌薬を中止してください」と口頭で指示を行った。担当医は口頭で指示を行ったことを翌朝、出勤してからカルテの経過記録に記載した。ところが朝の配薬を担当する看護師は抗菌薬を患者に渡してしまい、リーダー看護師が口頭指示に気付いたときには…
22歳の女性。腹痛、嘔吐および発熱を主訴に来院した。現病歴:午前6時ごろから心窩部痛を自覚した。痛み徐々に右下腹部に移動し、悪心、嘔吐および発熱が出現したため午前9時に救急外来を受診した。既往歴:特記すべきことはない。生活歴:喫煙歴と飲酒歴はない。現症:意識は清明。身長 153 cm、体重 48 kg。体温 37.6 ℃。脈拍 100/分、整。血圧 118/62 mmHg。呼吸数…
20 歳の男性。医学部在籍中の2年次学生である。週間の病院実習に初めての参加を予定しており、10 か月前(年次)に受けた抗体検査の結果を持って病院実習担当の医師に相談に来た。
25歳の男性。研修医1年目。2か月前にこの病院に就職した。担当患者の採血をしていたところ針刺し事故を起こした。研修医が担当していた患者はC型慢性肝炎を合併しており、現時点でウイルスは排除されていない。研修医の就職時の検査ではHCV抗体は陰性であった。針刺し後、すぐに流水中で傷口から血液を絞り出した。その直後、院内の感染対策部署の医師に連絡をした。連絡を受けた医師の研修医への説明として適切なのはどれ…