意識障害のある患者の眼の診察で、最も緊急性が高い所見はどれか。
瞳孔異常をきたす原因と所見の組合せで誤っているのはどれか。
56歳の男性。複視と上下肢脱力感を主訴に来院した。昨晩から見え方がおかしいと感じていたが、今朝起床時から明らかに物が二重に見えることを自覚した。 さらに右上下肢も動かしにくくなったため受診した。
散瞳を認めるのはどれか。
32 歳の女性。自転車を運転中に転倒し救急車で搬入された。意識レベルはJCSⅠ-1 で、視野全体が暗く感じると訴えている。対光反射の瞳孔の写真を別に示す。障害部位はどれか。
75 歳の男性。複視と眼瞼下垂を主訴に来院した。昨夜、入眠中に突然出現した激しい頭痛のために覚醒し、頭痛は 1 時間持続した。今朝になって複視と右眼の開眼困難に気付いた。これまでに慢性的な頭痛の既往はない。
28歳の女性。自転車を運転中に乗用車にはね飛ばされたため救急車で搬入された。意識は昏睡。体温36.8℃。心拍数 88/分、整。血圧124/78mmHg。呼吸数24/分。SpO297%(リザーバー付マスク10L/分酸素投与下)。