A さんは、入院後 10 日から日中に臥床するようになった。夜間は熟睡している。食事の時間に食堂に遅れてくることが多い。看護師と会話をするようになったが、他の入院患者への被害妄想がある。
この時期の看護師の対応で最も適切なのはどれか。
1. 食事介助をする。
2. 一緒に院内を散歩する。
3. 他の入院患者との交流を促す。
4. 日中に臥床しているときは声かけを控える。
入院後1か月。A さんは洗面所でボーッとしていることが多くなり、頭痛やT怠感を訴えることが多くなった。
身体所見:身長 170 cm、時の体重 60 kg、17 時の体重 63 kg、体温 36.4 ℃、呼吸数 18/分、脈拍 76/分、血圧 124/70 mmHg。
検査所見:クレアチンキナーゼ<CK>190 IU/L<U/L>、空腹時血糖 102 mg/dL、HbA1c 5.0 %、Na 128 mEq/L、K 3.5 mEq/L、総コレステロール 180 mg/dL、HDL コレステロール 45 mg/dL。
A さんの状況で最も考えられるのはどれか。
1. 水中毒
2. 悪性症候群
3. セロトニン症候群
4. メタボリック症候群
入院後2か月。A さんは症状も落ち着いてきたため、退院の準備をすることになった。A さんは看護師に「病気はすっかりよくなったのに、ずっと薬を飲まなければならないのか。体がだるく、体力が落ちた気がする。朝から学校へ行けるかどうか心配だ」と話した。
A さんの退院の準備のために行う支援で優先度が高いのはどれか。
1. 服薬心理教育
2. 食事への援助
3. 筋力トレーニングの指導
4. アサーティブトレーニングの指導