52 歳の男性。発熱と体幹の皮疹を主訴に来院した。3日前に 38 ℃台の発熱と咽頭痛が出現した。自宅近くの医療機関で NSAID を処方されたが、顔面と体幹に小水疱が多発したため受診した。妻が2週前に帯状疱疹に罹患したという。径2〜3mm の紅暈を伴う小水疱と小膿疱を播種状に認め、一部にびらんと痂皮を伴う。体幹全体の写真及び拡大写真を別に示す。

この患者の全身を診察した際に水疱が認められる可能性が最も高いのはどれか。

a. 口腔粘膜

b. 腋窩

c. 手掌

d. 肛門周囲

e. 足趾爪

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)