市民への健康教育として適切な内容はどれか。
緊急気管切開を考慮すべき疾患はどれか。
尿素窒素 28 mg/dL、血糖 90 mg/dL、Na 125 mEq/L。 計算による血漿浸透圧(mOsm/kgH2O)の推定値はどれか。
Lambert-Eaton 症候群を合併する腫瘍として最も頻度が高いのはどれか。
虐待が疑われる小児を診察した際の対応として適切なのはどれか。
救急外来で小児を診察した研修医から指導医への報告を以下に示す。研修医:「8か月の男児です。2日前か ら38℃台の発熱、咳嗽、鼻汁が続くため来院しました。保育所で同じような症状のお子さんがいるようです。4種混合ワクチンは2回接種されています。眼球結膜の充血はありません。軽度の喘鳴を認めました。鼻汁がひどく SpO2 がルームエアーで94%であり、入院も考慮する必要があると思います」
右上肢に運動失調をきたす病変部位はどれか。
インフォームド・コンセントについて誤っているのはどれか。
女性の乳房腫瘤で乳癌を最も示唆するのはどれか。
胎児心拍数陣痛図において、胎児の健康状態の悪化が最も懸念される所見はどれか。
筋萎縮性側索硬化症の診断に有用なのはどれか。
10 歳の男児の左顔面にボールが当たり、その直後から物が二重に見え、悪心が出現している。上方視の状態を別に示す。最も考えられる骨折部位はどれか。
咳嗽を主訴に受診した、喫煙をしている 25 歳男性の問題志向型医療記録に基づいた診療録の一部を以下に示す。記載する場所が誤っているのはどれか。
膝の疼痛を主訴に来院した患者と医師との会話を以下に示す。医師 「今日はどうされましたか?」患者 「左の膝が痛いので来ました」医師 「そうですか。もう少し詳しく教えて下さい」患者 「平らなところを歩いているときはそうでもないのですが、最近、階段で膝が痛くなります」
医薬品医療機器総合機構が医療者から収集する副作用・感染症・不具合等の報告に含まれないのはどれか。
成人において慢性腎臓病の発症のリスクファクターとならないのはどれか。
胎児付属物について正しいのはどれか。
1週前からの左上下肢のしびれを主訴に 60 歳台の男性が来院した。原因として脳梗塞を最も示唆するのはどれか。
溶血性貧血でみられるのはどれか。
心電図を別に示す。正しいのはどれか。
患者の発言で最も統合失調症が疑われるのはどれか。
経管栄養を目的としてチューブを胃に挿入する際に、適切な位置に留置されていることを確認する最も確実な方法はどれか。
散瞳を認めるのはどれか。
症候と疾患の組合せで適切でないのはどれか。
高齢者の転倒のリスクファクターでないのはどれか。
24 歳の男性。調理中に包丁で右母指を切ったという。現場で創部をガーゼで圧迫し来院した。脈拍 72/分、整。血圧 110/60 mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 98 %(room air)。ガーゼによる圧迫を解除して創部を観察し止血されているのを確認したが、この際に創部を見た患者が気分不快を訴えた。顔面は蒼白で多量の発汗を認める。直ちに行うべき対応はどれか。
52歳の男性。発熱と体幹の皮疹を主訴に来院した。3日前に38℃台の発熱と咽頭痛が出現した。自宅近くの医療機関でNSAIDを処方されたが、顔面と体幹に小水疱が多発したため受診した。妻が2週前に帯状疱疹に罹患したという。径2〜3mmの紅暈を伴う小水疱と小膿疱を播種状に認め、一部にびらんと痂皮を伴う。
23 歳の女性。全身倦怠感を主訴に受診した。2週前に市販の妊娠検査薬が陽性となり来院し、子宮内に胎囊と 10 mm の胎芽を認めた。10 日前から悪心を自覚し、週前から嘔吐を繰り返し、食事がほとんど摂取できていないという。性器出血や下腹部痛の訴えはない。
32 歳の女性。自転車を運転中に転倒し救急車で搬入された。意識レベルはJCSⅠ-1 で、視野全体が暗く感じると訴えている。対光反射の瞳孔の写真を別に示す。障害部位はどれか。
78 歳の男性。食欲不振、体重減少と全身倦怠感を主訴に来院した。2年前に膵頭部癌で切除術を受けたが、1年前に肝と肺への多発転移を指摘された。本人および家族ともにこれ以上の抗癌治療を望まず、通院していなかったという。1か月前から食欲不振と5kg の体重減少をきたし、1週前から全身倦怠感も認めるようになったため再度受診した。疼痛や不眠を認めない。
55 歳の男性。両足の浮腫を主訴に来院した。10 日前に両足の浮腫が出現し増悪したため受診した。身長 170 cm、体重 75 kg(10 日前は 65 kg)。脈拍 100/分、整。血圧 92/56 mmHg。両下肢に浮腫を認める。
70 歳の女性。突然の胸背部痛と呼吸困難のため救急車で搬入された。洗濯物を干していたとき、突然、激烈な胸背部痛を自覚した。発症 10 分後くらいから息苦しさが出現し、喘鳴も生じてきたため救急車を要請した。
82 歳の男性。右下肢のしびれと痛みのため救急車で搬入された。本日、夕方にテレビを見ていたときに突然右下肢のしびれと痛みを感じた。しばらく様子をみていたが徐々に痛みが増悪し、3時間経過しても改善しないため救急車を要請した。
62歳の女性。突然の激しい頭痛のため救急車で搬入された。悪心および嘔吐を伴う強い頭痛があり、救急車を要請した。意識レベルはJCSⅠ-1。体温36.9℃。心拍数92/分、整。血圧150/88mmHg。呼吸数14/分。SpO₂(100%:鼻カニューラ1L/分酸素投与下)。
82歳の男性。胃癌の終末期のため自宅で最期を迎えたいという本人と家族の意向に従って在宅で緩和医療を受けていた。前日の主治医による診察時には傾眠状態であり、かろうじて呼名に反応がみられた。今朝、妻から「息をしていないようだ」と訪問看護ステーションに連絡があり、主治医が看護師とともに自宅を訪問した。
13 歳の男子。学校心臓検診で心電図異常を指摘され、父親に連れられて受診した。自覚症状はない。脈拍 76/分、不整。血圧 110/74 mmHg。心エコー検査所見に異常を認めない。心電図を別に示す。この心電図にみられる期外収縮は運動により消失した。Holter 心電図検査において期外収縮の連発を認めなかった。患児および父親への説明として正しいのはどれか。
68歳の男性。ふらつきを主訴に来院した。10年前に胃癌で胃全摘術を受けている。3か月前から歩行時のふらつきを自覚し、特に階段を降りるときに足元を確認しないとよろけることがあった。1か月前から両足にじんじんとしびれる感じを自覚するようになったという。今朝、洗顔時にふらついて洗面台に頭をぶつけたため受診した。
64 歳の男性。めまい、頭痛および嘔吐後の意識障害のため救急車で救命救急センターに搬入された。突然の回転性めまいと頭痛を訴えた後に嘔吐した。
78 歳の女性。Alzheimer 型認知症と骨粗鬆症があり、グループホームに入所中である。月に1回の訪問診療、週に1回の訪問看護を受けている。昨夜から 39.0 ℃の発熱と湿性咳嗽があり呼吸困難を訴えていると、今朝、施設の介護福祉士から病院へ連絡が入った。
75歳の男性。S状結腸癌のため全身麻酔で腹腔鏡下S状結腸切除術を行うため手術台に移動した。身長164cm、体重58kg。静脈路を確保後、酸素マスクで酸素化し、急速導入で麻酔導入を行い気管挿管した。麻酔回路に接続し、酸素流量L/分で呼吸バッグで手動換気した。
80 歳の女性。失神のため救急車で搬入された。現病歴 :1か月前から咳が出現し、5 m 歩行しても息切れするようになった。発熱や喀痰、胸痛はなく、体重が1か月で3kg 増加した。本日、自宅の居間で倒れているのを家族が発見し、救急車を要請した。救急隊到着時には意識はすでに回復し清明であった。
65 歳の男性。意識障害のため救急車で搬入された。現病歴 : 午前8時に農作業に行くと家族に伝えて外出した。昼食の時間になっても帰宅しないため家族が様子を見に行ったところ、ビニールハウス内で倒れているのを発見し、救急車を要請した。
75 歳の女性。発熱を主訴に来院した。現病歴 : 昨日からわずかな排尿痛を自覚していた。今朝から悪寒戦慄を伴う発熱が出現したため、家族に付き添われて受診した。
22歳の男性。全身の脱力のため救急車で搬入された。現病歴:3か月前から運動時の動悸を自覚していた。1か月前にテニスをしたところ、翌日起床時にベッドから起き上がりづらく、4時間ほど休んでいたら元に戻った。昨日は特別な運動をしなかったが、焼き肉店で遅くまで友人と大量に飲食したのち、30分程度歩いて帰ったという。
42 歳の女性。倦怠感と関節痛を主訴に来院した。現病歴 : 半年前に全身の倦怠感と両手首の痛みを自覚した。その後、両肘にも痛みが出現し、物を握りにくくなったという。発熱や咽頭痛、咳、痰、体重減少、発熱および寝汗はない。