60歳の男性。突然起こった激しい後頭部痛、悪心および嘔吐を主訴に来院した。症状出現後、後頭部痛は少しやわらいだが、市販の鎮痛薬を服薬しても継続したため受診した。

来院時、意識は清明で項部硬直は認めなかった。頭部CTを別に示す。

診断として最も考えられるのはどれか。

a. 髄膜炎

b. 片頭痛

c. 脳幹出血

d. くも膜下出血

e. 急性硬膜下血腫

問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)